QA

たて割り保育についてのQAは、こちらのページから参照ください。

Q1.預かり保育について教えてください。

平日の預かり保育は、月、火、木、金曜日の降園後の14:00~17:30までとしており、費用は750円/1日です。
但し、行事等の関係で行わない日もありますのでご留意ください。

長期休暇中の預かり保育は9:00~16:00までとしており、 費用は1350円/1日です。
今年度の実施予定は夏季:26日、冬季:7日、春季:7日です。 なお、預かり保育の費用はおやつ代(焼きおにぎり、煎餅+季節のフルーツ等)を含みます。

Q2.給食はありますか?

当園は給食はなく、お弁当を持参していただきます。
お弁当を持参いただいている主な理由は、以下2点です。

①お弁当を通じた親子のコミュニケーション

②フードロス(残飯の廃棄)をなくすこと、および、子どもに食物を大切にする価値観を形成すること

①について:
幼少期の子どもにとって、親の存在は親が考えている以上に大きく、 親元を離れた幼稚園での生活は、気を張り、頑張って過ごしています。お弁当を通じてお母さん、お父さんを感じることで、お昼が心温まる、リラックスする時間になり、また午後、がんばる力になります。

当園は極力簡素なお弁当をお願いしており、夕飯の残り等で2~3品入れていただいているご家庭が多いですが、こどもはみんな、作ってもらったお弁当を嬉しそうに自慢しています。

②について:
給食では、少食の年少児から大食漢の年長児までいる中で、各々に適量を調整することは難しく、子どもは毎日、誰かしらが残したものが廃棄されている様子を見ることになります。

当園では、一教育機関として、環境問題がますます深刻化する時代を担っていく子どもたちに対し『食べるという行為は、他の生き物や植物の命を頂くことである』ということを日々の活動を通じて意識させると同時に、身近な大人として、フードロスを出さないよう努力する姿勢を見せていく必要があると考えています。

実際に当園ではフードロスは限りなくゼロに近い状況であり、子ども達はピカピカになったお弁当箱を誇らしげに見せてくれます

Q3.通園範囲と通園バスの有無を教えてください。

通園範囲は徒歩、もしくは自転車で無理なく通える範囲であれば問題なく、特に限定はしていません。
実際に自転車で30分程度かけて通園している方も数人いらっしゃいます。
通園バスはありません。徒歩もしくは自転車で通園ください。
通園バスを使っていない※理由は主に以下2点です。(※1990年に廃止)

①保育時間の確保とメリハリのある保育リズムの形成

②担任と親、親同士、親と子供のコミュニケーションの促進

①について:

通園バスを導入した場合、居住地域によって園に到着する時間が異なり、 一番遅いグループをまって集団活動を始めると、活動時間が短くなってしまいます。 全員が一斉にそろい、みんなで挨拶をして一日の活動を始めることで、子どもの活動時間が十分に 保証され、かつ、子どもも幼稚園生活にメリハリをつけやすくなります。

②について:
1990年に通園バスを廃止して、大きく変わったのがコミュニケーションです。
毎日ほんのわずかな時間ですが、顔を合わせ、挨拶をすることが、相互理解を深め、 特にお母さんの「子育ての同志」としての意識が非常に深まったと感じています。 保育するの側としても、その日のお子さんの様子を直接保護者の方に伝えられ、子供の成長を共有できるというメリットがあります。

Q4.草履を履かなくてはいけませんか?

必須ではありませんので、靴でも長靴でも問題ありません。
ただ、当園では、主に以下2点の理由から、特殊な形状の草履を推奨しています。

①裸足になりやすく、指の神経、及び脳の発達を促すのに適しているため

②正しい姿勢をつくるため

①について:

幼少期は特に、指先の神経の発達と脳の発達は密接に関わりあう時期です。
スニーカー等の靴は、足にとって「ラク」ですが、木登り一つとっても、裸足で登るのと滑り止めのゴムに助けられて上るのでは、足の指先の神経の使い方が格段に異なります。
当園では、あえて手足に「ラク」をさせず使い込むことで日々の生活の中で自然と体と脳の神経を育ててほしいと考えます。

②について:
当園が推奨するのは、鼻緒を中心にすげた「みさとっ子」という草履です。
30年以上に渡って子どもの足裏の発達と健康を研究し、20万人以上の足を調査してきた原田碩三氏(兵庫教育大学幼児健康学研究室教授を経て、現在、同大学名誉教授)が開発したもので、足の指を使うこと、体の歪みを整えて正しい姿勢を形成する重要性から生まれました。

草履を履くと自然にあしゆびを使います。それが土踏まずの形成を促し、土踏まずの発達により運動能力が上がります。
裸足同様、この草履も足に「ラク」をさせず、あえてよく使うことで、子どもの体と脳の発達を促すことを狙いとしています。

実際に、日本女子体育大学との共同研究で、東江幼稚園の子は運動能力が平均よりも高く、指先の巧緻性がすぐれていることがデータとして実証されました。